記録
ログブック
「公用航海日誌」と呼ばれるログブックは針路、速力、波、天候、船上での出来事、出港・寄港などについて毎日記入され、航海士が管理することがきめられている。船に3年間保管することが義務付けられている。
ログは独特の文体と記号によって記入される。例えば不明確にならない限り主語や環詞は省かれ、星は*、太陽は◎で表現され、投錨はイカリの記号で表される[7]。
海図
海図(チャート)は航海において最も需要なものであり、規則でも常備が義務づけられている。通常108cm×67cmの大きさのチャートはメルカトル図法や心射図法などで描かれており、船に数百枚も保管されるそれぞれが、1枚が数千円という高価な物である。チャートに新しい情報を記載するのは2等航海士の仕事である[7]。
[編集] 信号
国際信号旗
国際信号旗 (こくさいしんごうき)は40枚またはそれ以上の旗を備え、1枚?4枚までのそれぞれの組み合わせで、船同士や陸上との連絡や表示を行なう。2字信号はもっとも一般的に使用される信号旗の組み合わせである。4字信号では船名を表わす。
汽笛
船長100m以上の船は汽笛、号鐘、銅鑼を、船長12m以上100m未満で船は汽笛、号鐘を備えねばならない。船長12m未満では音響設備を備えることになっている。
汽笛の吹き方
(短音:1秒 長音:4-6秒)
* 針路信号は:右転針中 短音を1回
* 左転針中 短音を2回
* 推進器に後進をかけている最中: 短音を3回
* 追い越し信号:右から追い越し中 長音2回 単音1回
* 左から追い越し中: 長音2回 単音2回
* 他船からの追越に同意した場合:長音1回 単音1回 長音1回 単音1回
* 疑問信号:他船との衝突が危ぶまれるのに他船の意図や動作が理解できない時:単音5回
* 湾曲部信号:狭い海峡などで湾曲部に近付いたとき:長音1回 他方からここに接近している船は同じく長音1回で応じる。
* 遭難信号:1分間隔で行なう発砲やその他の爆発音。
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